分解性

Kuredux®はセルロースと同等の生分解性を有し、1か月以内に微生物によって二酸化炭素と水に分解します。また生成されたコンポストの安全性も確認されています。
クレハPGA「Kuredux®」は欧州、米国、日本で生分解性プラスチックとして認証を受けています。

認証

Kuredux®の分解性

Kuredux®は一般的な生分解性樹脂と比較して、加水分解が早いという特徴があります。幅広い温度域で良好な分解性を有し、高温やアルカリ環境下ではさらに分解が加速します。

Kuredux®PGAボールの分解性

水中の分解性

99˚C(210˚F)

Kuredux®PGAボールの分解性

水中におけるKuredux®ボールの分解速度は、Kuredux®の溶融温度が
220°Cの時、下記式により求められる。


V ≅ 0.94*exp (23.65 – 9443/T)
V: 分解速度 (inches/days), T: 温度 (K)

Kuredux®パウダーの分解性

*分解性試験方法
純水中に固形分濃度2wt%となるようサンプルを投入し、任意の温度に設定したオーブン中に所定の期間放置し、サンプルを濾過、乾燥後、固形分重量を測定し、残重量%を算出した。